ウィルオブ財団支援者ご紹介 – 眞田啓さん
全日本サーフィン選手権大会への出場と公認大会での初優勝を目指して
プロフィール
鎌倉の海の前で生まれ育ち、今年でサーフィン歴は44年になります。
サーフィン、アート、デザインに没頭していた10代〜20代。
家具デザインの仕事で全国各地を廻っていた20代〜30代。
消化器系の難病で手術、入院を繰り返した30代〜40代。
両親の介護で職場と生活の拠点を地元湘南に移した50代。
いつの代もサーフィンへの情熱は冷める事はありませんでした。
現在も、サーフィンを続けながら、ウィルオブ・ワークの派遣社員として勤務しています。
応募動機
活動を本格的にスタートした時から、ここまでの約10年間の活動経費につきまして、
「夢の為に沢山のお金を費やしたな」と思っておりました。
そこから実際に得られた経験とサーフィンを通じて出逢えた方達は、
自分にとってかけがえのない財産となりました。
そのため、今回の助成金を受けることで、更なる責任感を持ち、
「今まで以上に頑張らなくては!」という自覚を芽生えさせ、
目指している目標に、更に近づけることができるのではないかと考え応募を決意しました。
活動についての紹介
約10年前から全国大会への出場を目指して活動をしています。
昨年迄に10回の支部予選に出場し5回の本戦出場を果たしました。
しかし、本戦では一昨年まで初戦敗退が続いていました。
試合経験を積む目的で、2018年からは全国大会の他に、
日本サーフィン連盟(NSA)主催のマスターズオープン、級別選手権、そして各地方公認大会へも数試合に参戦するようになりました。
その結果、昨年は成績アップに繋がり、連盟の年間ランキングは今までの最高24位(グランドマスター クラス)から12位(カフナ クラス)へと進歩しました。
今年は、支部予選で3位以内に残る事で「3年連続、6回目の代表選出」となることが1番の目標です。
また、NSAの年間ランキングにおいて10位以内 に入ること、および公認大会での初優勝を目指します。
意気込み
「年齢的に最後のチャンスなのか?」
自分の中で特別な年にしたいと思っていることは確かです。
リタイアすることは簡単ですが、
挑戦を続けることで、仕事もサーフィンも充実した日々を送れると考えています。
また私自身、難病を患っておりますが、
自身の活動が自分と同じ難病(IBD)を患う方々の励みになって頂けたら幸いです。
16才の少年が出逢った ” サーフィンとの長い旅 ” 。
還暦を迎える今年、どの様な結果となるのか?
2024年のスタート、” 長い旅の途中 ” を楽しみたいと思います。
ウィルオブ財団に対するコメント
この度は、ウィルオブ財団の支援制度に採用して下さり本当にありがとうございます。
年齢的にも節目となる還暦を迎えるこの機会に、このような素晴らしいチャンスをいただけたことに心から感謝を申し上げます。
皆様のご期待に応えられるよう、精一杯頑張りますので、どうぞ宜しくお願い致します。