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あらゆる人に、変革するChanceを

ウィルオブ財団支援者ご紹介 – 金田洋世さん

もう一度、プロビーチバレーの舞台へ

プロフィール

小学4年生からバレーボールを初め、大学卒業まで続けてきました。
高校生の時に初めてビーチバレーに出会い、競技に魅了され、大学卒業後は、競技をインドアバレーからビーチバレーへと転向し、アマチュア2年、プロとして3年活動してきました。
アマチュアでは、第64回国民体育大会で優勝。プロとしては2010年全日本女子選手権大会で優勝。
その後、2012年にビーチバレー選手を引退し、競輪選手としての道を歩み、2017年に競輪選手を引退しました。
現在は、ウィルオブ・ワークの派遣労働者として勤務しています。

応募動機

ビーチバレーから競輪選手へと転向しましたが、競輪では思った通りの結果がでず、初めてスポーツでの挫折を経験しました。
競輪引退後から今までのおよそ5年間、何か輝けるもの、もう一度情熱をそそげるものはないのか?と探し、迷い、心の奥で悩み続けてきました。
その中で8月に開幕した東京オリンピックを見て、友人の頑張る姿、また他の競技の選手達の姿を見て、スポーツの力を改めて感じ、もう一度私もスポーツの力で感動や勇気を与えられたらなと強く思いました。
でも、何から初めたらいいのか悩んでいる時に、この助成制度があると知り、「このタイミングで?」とこれはなにか私にとってチャンスが舞い込んだと感じ、思い切って応募しました。

活動についての紹介

私の目標は「もう一度ビーチバレーのプロツアーに参戦する」ことです。
ビーチバレーのプロツアーに出場するためには、個人でのビーチバレーオフィシャルポイントが必要になります。
オフィシャルポイントは、大会参加や大会で成績を残せば獲得できます。
ただ、現時点で私はブランクがあるので0ポイントです。
まずは、ビーチバレー地方公認大会、サテライト大会(下部大会)に出場していき、そこで成績を残してポイントを獲得していくという活動になります。

意気込み

私のコーチだった方にこんな事を言われたことがあります。
「これから先、今が、この瞬間が1番若い!明日には一日歳をとる!だから今したいこと、やりたいことに挑戦するべきだ」。私自身来年には37歳になります。若くはないです。だけどこのコーチの言葉通り、私にとって今が1番若い。
数字で見れば37歳と歳をとっていますが、いくつになっても私のモットーである「自分という可能性を信じて」何事にも挑戦、チャレンジしていきたいと思っています!
そしてその挑戦している私の姿をみた人々に「私も何かやってみよう」、「歳だからなぁと諦めていたことをやってみよう」と何か感じてもらえるように、アラフォーの希望になっていきたいと思います。

ウィルオブ財団に対するコメント

この度は、このような助成制度を設立して頂き、多くの方々にチャンスを与えてくださいました。
また同時に、支援対象者として私の可能性を信じ、選考して頂けたことに心より感謝申し上げます。
微力ではありますが、ウィルオブ財団様のお力になれるよう、精一杯頑張りたいと思っています。
どうぞ今後ともよろしくお願い致します。