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あらゆる人に、変革するChanceを

ウィルオブ財団支援者ご紹介 – 葉山渉さん

e-Sports「ストリートファイター6」世界大会出場を目指して

プロフィール

高校から格闘ゲームを始め、大学在学中に世界大会に出場しましたが、惜しくも優勝を逃しました。

その後、大学卒業と同時に格闘ゲームか就職かの選択を迫られた際に、
夢を諦められずに、格闘ゲームを続けながら派遣社員として就労を続けました。

2023年には「ストリートファイター6」に活動の場を変え、世界大会出場を目指すも
あと1勝のところで負けてしまい、総合ポイントが足らず、参加のチャンスを失ってしまいました。

2025年はその悔しさを糧に、更に精力的に活動に取り組んでおります。

応募動機

現状、世界大会に出るためには海外大会へ行く必要があります。

しかし、働きながら世界をまわるには資金が足りず、かといって活動に理解を示していただける会社でなければ休みが取れないため、板挟みになっていたタイミングで、SNSでこの支援の話を目にしました。

いつ自分が満足の行く動きができなくなるかの焦燥の中過ごしていた日々でしたので、
見つけた瞬間に応募するしかないと思い、そして、これが自分に取って最後のチャンスかも知れないと感じたため、応募をさせていただきました。

活動についての紹介

e-Sports、その中でも格闘ゲームと言われるものをプレイしております。

現在はストリートファイター6の世界大会に出場するために日々練習を重ね、そして大会に参加するために、国内国外を問わず飛び回っております。
格闘ゲームがe-Sportsとして注目され出したのはここ数年の話でありまして、今が一番盛り上がっている時期かもしれません。

そのおかげもあって、現在では、世界大会であるカプコンカップでは優勝すると100万ドルの賞金を手にすることができます。
たとえ、優勝することが出来なくても世界大会に参加することができれば様々な団体から支援を受けることが出来たり、ステップアップにつながるため、今回の挑戦ではカプコンカップ出場を目指していこうと思います。

意気込み

2020年から始まったコロナ禍の影響で、自分の所属していたチームが解散してしまい、
自分の可能性を試せないまま、なあなあに過ごしてしまっていた時期が多く、
このまま挑戦出来ずに終わってしまうのかと考えていた中、
今回の支援の機会をいただけたのはまさに最後のチャンスだと思います…。

なので今回の挑戦では、数年間会えていなかった海外の戦友たちともう一度会い、
競いあいつつも自分の目標である「世界大会出場」を叶えられるよう努力していきたいと思います。

ウィルオブ財団に対するコメント

コロナ禍の影響もあり、自分の可能性を試しきれない中、悶々と過ごしてきた自分にとって
この助成制度は、大変に素晴らしいご縁であると同時に、最後のチャンスだと感じております。

e-Sportsというまだ始まったばかりのジャンルではありますが、感謝の気持ちを忘れずに、
この機会をしっかりと活かし、世界大会出場という結果が出せるように頑張ります。

まだまだ未熟者ではありますが、どうぞよろしくお願い致します。